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ものもらいの間違った治し方で引き起こされる5つの病気

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ものもらいの間違った治し方で引き起こされる5つの病気ある日、突然やってくる。それが「ものもらい」です。ゴロゴロした痛みに覚えのある方も多いのではないでしょうか?

中には、「治ったと思ったら、次はもう片方の目にものもらいが・・・」という方や、「一年に数回、ものもらいになっている・・・」

「いちいち病院になんて行っていられない!」という方も多いでしょう。

しかし、このものもらい、間違った治し方をすると今度は違う病気にかかることがありますよ。

ここでは、ものもらいの間違った治し方で引き起こされる5つの病気をご紹介します。これまで自己流の治し方でものもらいに対処していた方、ぜひ参考にしてください。



 

ものもらいの間違った治し方で引き起こされる5つの病気

 

洗眼液で新たな感染症に!ものもらいのときは洗眼液は使いません


ものもらいができたとき、「眼を消毒しなきゃ」と洗眼液を使っている方はいませんか。洗眼液、たしかに眼の汚れや菌を取り除いてくれますが、それと同時に洗眼液を入れる容器に付着している汚れや菌を眼に付けてしまうことがあります。洗眼液を使ったがために、新たな菌による感染症が!なんてこともあるので、ものもらいができたときには洗眼液は使ってはいけません。

 

眼帯は不衛生!ものもらいのときは眼帯はつけません


ものもらいになったら眼帯をつけなきゃと思い込んでいる方はいませんか。ものもらいの眼に眼帯、実はこれ、間違った対処法です。長時間使用した眼帯は汚れや菌の温床!眼帯とはつまり、汚れや菌だらけの布を眼に押し付けているのと同じことなのです。

ものもらい以上の厄介な感染症、たとえばウイルス性結膜炎などにかかることも!ものもらいの眼には眼帯をつけないでください。また、中には「ものもらいを人にうつさないために眼帯をつけている」という方もいるかもしれませんね。

しかし、その心配は全くの杞憂、ものもらいはウイルス性結膜炎とは違い人にうつしてしまうことはありません。ものもらいで人にうつす心配は不要ないのです。

 

ものもらいの眼を温めるのはちょっと待って!細菌が増殖してしまうかも


実は、ものもらいには「麦粒腫」と「霰粒腫」の2タイプがあります。麦粒腫の症状は炎症、なので蒸しタオルなどで患部を温めることで血行がよくなり、炎症がおさまります。

一方、霰粒腫、こちらは黄色ブドウ球菌という細菌に感染することによるものもらいです。つまり、患部にはたくさんの細菌がいるということ、そこを温めると細菌が繁殖、かえって症状が悪化してしまうことがあります。ものもらいができたときは、しばらく様子を見ましょう。

霰粒腫であっても、細菌が活発に繁殖するのは初期段階だけ、体の免疫が働き始めると細菌の繁殖力は弱くなります。この段階に入れば、患部を温めることで免疫力を高めることができるので、蒸しタオルなどで患部を温めてください。大切なことは、最初は患部を温めないことです。

 

市販の目薬は抗炎症作用!抗菌作用があるのは処方された目薬です


ドラッグストアにもものもらい用の目薬が売られています。しかし、市販されている製品の多くは抗炎症作用のある目薬、抗菌作用のある目薬もありますが、その力はごくごく弱く悪化したものもらいにはあまり効果がありません。

ものもらいは通常10日前後で自然治癒しますが、もし10日以上経っても一向に治らない、むしろ痛みが増しているというときには、市販の目薬に頼ってはだめです。眼科を受診しましょう。

ものもらいは悪化すると、その症状は眼だけにとどまらなくなります。というのも、上記の通り、ものもらいの原因は黄色ブドウ球菌!この細菌が眼にとどまっているうちは、症状はものもらいだけで済みますが、もし増殖した黄色ブドウ球菌が血液にのって全身にまわったら……熱や腹痛などに苦しむことに。

「たかがものもらい」と甘く見て眼科に行くのを怠っていると、痛い目にあいますよ。ものもらいが悪化しないうちに、きちんと眼科を受診し、目薬を処方してもらいましょう。

 

ものもらいができた眼を触らない!コンタクトレンズやアイメイクは控えましょう


ものもらいができたとき、「たかがものもらい」という自己判断でいつも通りのアイメイクをしたり、コンタクトレンズを使っていませんか。ものもらいを早く治すために何よりも大切なことは、患部を清潔に保つこと、さらに、黄色ブドウ球菌のえさとなる油分を患部に塗らないことです。

ものもらいが完治するまでは、

■コンタクトレンズはやめて、眼鏡を使用する
■マスカラやアイシャドウなどのアイメイクは控える(化粧品には油分が入っています)

■アイクリームや美容液を眼の周りに塗らない(これらにも油分が入っています)

ものもらいを悪化させない、他の感染症を引き起こさないためには、上記のポイントを守ってくださいね。

 

いかがでしたか?

以上が、ものもらいの間違った治し方で引き起こされる5つの病気です。自己流や思い込みによる間違った治し方は、ものもらいを悪化させたり、結膜炎など他の感染症を引き起こす原因になります。

ものもらいができたら、眼科を受診する。眼科を受診できないときには、患部を清潔に保ち、余計な刺激を与えないようにしましょう。通常のものもらいは自然治癒する病気なので、間違った治し方で対処するよりもは、何もしない方が早く完治しますよ。

 

まとめ

ものもらいの間違った治し方で引き起こされる5つの病気

・ 洗眼液で新たな感染症に!ものもらいのときは洗眼液は使いません
・ 眼帯は不衛生!ものもらいのときは眼帯はつけません
・ ものもらいの眼を温めるのはちょっと待って!細菌が増殖してしまうかも
・ 市販の目薬は抗炎症作用!抗菌作用があるのは処方された目薬です
・ ものもらいができた眼を触らない!コンタクトレンズやアイメイクは控えましょう



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