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親知らずが生えてきたらまず確認するべき5つのポイント

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親知らずが生えてきたらまず確認するべき5つのポイント歯や口内のトラブルは色々とありますが中でもよく耳にすることのあるこの“親知らず”まだ未経験の方も多くいらっしゃるかと思います。「親知らずが生えてきたら直ぐに抜いた方が良い!」と思っている人は多いのではないでしょうか?

生えかけの親知らずはあまり気にならない場合もありますが奥歯というだけに食事がしにくくなりますし、生えてきたのであればいっそのこと早く抜いてしまいたいですよね。でも少し待ってください、実は親知らずには、直ぐに抜いた方が良い場合と抜かなくて良い場合がある事をご存知でしたか?

ここでは親知らずが生えてきたらまず確認するべき5つのポイントをご紹介してゆきたいと思います。自宅でできるセルフチェックが中心の内容ですので、今、親知らずが少しだけ生えてきた方も、まだ生えていない方もこれから生えてきた時の為に、ぜひ確認をしておきましょう。



 

親知らずが生えてきたら
まず確認するべき5つのポイント

 

親知らずが痛むか


親知らずが生えてきたからといっても必ずしも痛むわけではありません。きれいに生えていてしっかりと歯磨きが行えており、完全に歯茎の中に埋まっている場合などは特に問題はなく痛みの症状が出ない事があります。その為この場合は直ぐに親知らずを抜かなくて良いとも言われています。

しかし、親知らずが痛む場合は必ずその原因があり、痛くなったり痛くなかったりする状態が続く様であれば、歯だけでなく後に身体にも悪影響を及ぼす事があるのでその痛みの原因を知る事が大事です。まずはその親知らずが痛むかそうでないかを確認しましょう。

 

口が正常に開くか


「普段は口が正常に開くから大丈夫!」と思ってはいないでしょうか?普段は口が正常に開いていても時に親知らずが炎症を起こしてしまっている場合は口が思う様に開かなくなる事があります。ここで無理に開こうとすると顎の関節にも影響が出てしまう事がありますので、その時は無理に口を開こうとせずに安静にしている事が大切です。

口が開けられない状態が続いてしまうとやがて歯医者での治療が難しくなることがありますので、まずは早めに炎症を抑える必要があります。痛みを感じる時はまず顎を冷やすことです。氷で顎を直接冷やすことは冷たさが強過ぎてしまうので、濡れたタオルや市販の冷却シートなどで優しく冷やしてください。冷やすことで炎症が抑えられやがて痛みを軽減することができます。

 

しっかり噛むことができるか


親知らずは歯の中でも一番奥の狭いスペースに生えてきてしまうため、親知らずが斜めや真横など傾いて生えてきた場合、前の歯が強く押されてしまいそれが噛み合わせを悪くし、しっかりと噛むことができない事があります。 噛む時に親知らずが向かいの歯茎にぶつかってしまい痛みが出る事もあります。

ここで無理に噛もうとしたり噛み合わせをずらして噛もうとすると顎や筋肉に無理な負担がかかってしまい別の症状を引き起こす原因にも繋がりますので注意が必要です。

 

口臭に変化はないか


「毎日きちんと歯磨きをしているのに嫌な臭いがする」そんな事はないでしょうか?それは親知らずが口臭の原因になっているからかもしれません。きちんと歯磨きをしていても親知らずは一番奥に生えている為、細かい部分にまで歯ブラシが届きにくく、親知らずの回りに食べ物のカスがたまりやがてそれが歯垢となることで口臭となります。

また、親知らずやその前の歯が虫歯になってしまうと虫歯菌によって発生させるガスも口臭の元となりますので、小まめな歯磨きやうがい薬での消毒でいくら口の中を清潔にしていても嫌な臭いがする場合は注意が必要です。

 

頬に腫れはないか


親知らずが生えている側の頬が左右とで違うという事はないでしょうか?親知らずが生えてきた側の頬が少し膨らんでいたり腫れている場合、それは親知らずの周りの歯や歯茎が炎症を起こしている事があります。

また、親知らずの炎症によってリンパ腺が腫れてしまい、親知らずの周囲が熱を持ち頭痛を引き起こす事もあります。市販の鎮痛剤を飲む事で一時的に痛みを和らげることができますが、中々頬の腫れの症状が治まらない場合は注意が必要です。

 

いかがでしたか?

今回は親知らずが生えてきたらまず確認するべき5つのポイントを挙げました。親知らずが生えてきた事によって何か親知らずに炎症が起きた場合、慌てずにその変化に気づきチェックをする事が最も大切です。

自宅でできるセルフチェックが中心の内容でしたが、親知らずに強い炎症が起きてしまい症状が緩和されない状態が続くと、やがて顎や体にも影響が出てご自身の健康を損ねる結果となってしまいます。

最終的に親知らずを抜いた方が良いのか、抜かなくても良いのかの判断というのは、歯科医院でレントゲン撮影を行い医師の診断を受けてからでないと解かりません。生えてきた親知らずに痛みが無い場合でも気になるようであれば、歯医者さんに相談される事をお勧めします。

また、痛くなったり痛くなかったりを繰り返すトラブルが多い親知らずの場合は早期に歯医者さんで診てもらい、適切に治療されることをお勧めします。親知らずを抜くタイミングやその抜く方法については患者さん一人一人の事情が考慮されますのでご安心ください。親知らずの治療というものは多くの方が経験される事ですので、恐れることなく一緒に親知らずと向き合ってゆきましょう。

 

まとめ

親知らずが生えてきたらまず確認するべき5つのポイント

・ 親知らずが痛むか
・ 口が正常に開くか
・ しっかり噛むことができるか
・ 口臭に変化はないか
・ 頬に腫れはないか



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